8月5日 北海道に入ってからはや一ヶ月。
北帰行は旭川を出てサロベツ原野に向かっている。
国道4号線を士別もすぎ音威子府へ。
この辺りは人家も少なくさいはての大地で、牧場だけが点々と続いている。
昨日の、夜中まで走る強行軍(140km北進)が効いて、
夕陽が染まる頃ようやくサロベツ原野へやってきた。
知床旅情の大ヒットのせいだろうか。どこへ行っても多くの旅人に出会う。
自転車、バイク、車と、様々なスタイルでこの北海道を廻っている。
8月17日 宗谷岬からオホーツクの道は国道といっても
いたる所がたがたの砂利道でまったくうんざりの連続。
ほこりにまみれ、ギシギシ、ガシャンガシャンと揺られて
ようやく能取湖へやってきた。
あちらこちらの水辺には赤く色づき始めたサンゴ草が広がり、
牛や馬が群れている。
いい景色だ。
明日はこれを撮ろう。それにしても寒い。
今年の北海道は冷夏で日中でもオーバーを着なければならない。